2011年2月14日月曜日

ミネソタ・ツインズ





○野手陣(数値はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ

中 D・スパン    .294 5本 58点 24盗 .757  
二 西岡剛       予測値なし
捕 J・マウアー   .338 15本 87点 3盗 .927
一 J・モルノー   .294 27本 101点 0盗 .905
左 D・ヤング    .306 19本 93点 8盗 .827
右 M・カダイアー  .276 16本 70点 5盗 .802 
指 J・トーミ     .247 17本 47点 0盗 .882
三 D・バレンシア  .290 10本 62点 3盗 .771
遊 A・カシーヤ   .268 1本 16点 8盗 .668

・控え選手
捕 D・ビューテラ  .236 6本 28点 3盗 .667
内 M・トルバート .249 4本 28点 6盗 .683
外 J・レブコ    .241 6本 25点 6盗 .693
外 J・クーベル  .276 23本 92点 1盗 .835

長打力はそれほどないものの、つながりのいい打線。西岡が加わったことにより例年余りつかえていなかった機動力も駆使できるようになりました。中軸もマウアーやモルノーに加え、ヤングやカダイヤー、クーベルなどしぶとい仕事人的な選手が多くそろっており、非常に厄介。不安要素は控え選手の層がやや薄くなったことと、モルノーの回復具合。内野の貴重なバイプレーヤーだったプントの退団は少し痛いように思います。また、昨季脳震とうで離脱したモルノーは今のところ順調に回復している模様で、開幕に間に合うことが期待されます。



○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)

・先発投手
F・リリアーノ     31試合 13勝8敗 190回 防3.69 W1.30 195/66
S・ベイカー     26試合 9勝8敗 152回 防4.03 W1.29 121/37 
C・パバーノ     31試合 12勝11敗 199回 防4.16 W1.31 121/40
K・スローウィー   26試合 8勝7敗 132回 防4.02 W1.27 102/24
B・ダンジング    43試合 10勝10敗 180回 防4.30 W1.41 111/55
N・ブラックバーン  27試合 9勝10敗 166回 防4.55 W1.40 81/38

・救援投手
M・キャップス    73試合 4勝4敗38セーブ 76回 防3.55 W1.24 61/16
P・ニシェック    62試合 4勝2敗0セーブ 57回 防3.32 W1.21 61/20
J・ミハレス     44試合 2勝1敗0セーブ 30回 防3.90 W1.37 28/15
J・ネイサン     68試合 6勝1敗34セーブ 68回 防1.99 W1.01 82/22

先発陣は小粒ながらしっかりとしている印象。他チームと違って先発投手を6人挙げたのはリリアーノにトレードの噂があるため。今のところ先発陣の層の薄いヤンキースが移籍先として挙がっており、注目されます。それでも、彼以外の5人もまずまず安定感があり、移籍が実現しても致命傷にはならないはずです。一方、ガリアーやクレインなどが抜けたブルペン陣は手薄な状況。故障明けのニシェックやネイサンはどれほど調子を取り戻せるか心配。特にネイサンは今季37歳となるだけに、かつてのようにクローザーを勤め上げれるかどうかは不透明です。今のところ若手の起用で穴を埋める予定ですが、リリアーノ放出の見返りとして、救援投手を獲得するのも一つの手でしょう。


○総評
やや、打高投低の印象があるものの、全体的なバランスが良く、今季もプレーオフ進出は十分狙える戦力だと思います。選手層がやや薄くなったことは気がかりですが、名将ガーデンハイアーがうまく選手をやりくりしていくでしょう。あと、新加入の西岡には30盗塁以上は目指してほしいです。

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