2011年2月8日火曜日
シカゴ・ホワイトソックス
○野手陣(数字はビル・ジェームスによる予測値)
・予想ラインナップ
左 J・ピエール .283 1本 42点 52盗 .675
遊 A・ラミレス .280 18本 78点 12盗 .751
中 A・リオス .280 18本 77点 25盗 .786
指 A・ダン .247 39本 102点 2盗 .892
一 P・コネルコ .273 32本 96点 0盗 .857
右 C・クエンティン .261 28本 92点 3盗 .853
捕 A・J・ピアジンスキ .276 12本 59点 2盗 .718
二 G・ベッカム .273 15本 77点 6盗 .779
三 B・モレル .291 13本 60点 10盗 .775
・控え選手
捕 T・フラワーズ 予測値なし
内 D・ビシエド .264 6本 16点 1盗 .743
内 O・ビスケル .247 1本 18点 5盗 .620
外 M・ティーエン .269 9本 51点 5盗 .743
ダンの加入により、打線の破壊力はメジャー屈指になりました。ダン、コネルコ、クエンティンには3人で100発を狙ってほしい。また、ピエールやリオスらに代表されるように足を使える選手も多く、機動力も抜群。相手にとっては非常に嫌な打線となりました。弱点は四球を選べる選手が少ないこと。リオスやピエールにその傾向が強いことは気になります。下位打線はともかく、上位を打つ選手の出塁能力は非常に重要。2人とも高打率を期待できる打者ではないので、もう少し打席で辛抱してほしいところです。印象的には、「昨季のブルージェイズ打線に機動力が加わった」という感じでしょうか。
○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
J・ダンクス 31試合 12勝12敗 216回 防3.92 W1.33 173/77
G・フロイド 29試合 9勝11敗 179回 防4.42 W1.41 136/66
M・バーリー 33試合 12勝13敗 222回 防4.01 W1.32 121/49
J・ピービー 25試合 10勝7敗 149回 防3.50 W1.17 148/48
E・ジャクソン 31試合 9勝13敗 202回 防4.54 W1.47 152/86
・救援投手
J・クレイン 73試合 5勝3敗0セーブ 71回 防3.55 W1.34 55/28
T・ペーニャ 48試合 6勝7敗0セーブ 120回 防4.28 W1.40 80/40
W・オーマン 57試合 2勝2敗0セーブ 39回 防3.92 W1.38 38/19
M・ソーントン 57試合 4勝3敗2セーブ 61回 防2.95 W1.23 68/25
先発陣の顔ぶれはこの5人でほぼ確定的。昨季に右肩を手術したピービーは5月ごろに復帰の予定。それほど奪三振能力の高い選手がこのチームにはいないので期待も大きいはず。ジェンクスの抜けた救援陣はやや層が薄い印象。絶対的に安定した選手がおらず(去年からですが)、盤石とは言い難い状況です。新守護神には、今季35歳になるソーントンがはいる予定。奪三振能力が高く、クローザーにはもってこいの人材といえます。
○総評
打線の力はメジャートップクラス。長打力、機動力ともに高い水準にあり相手にとってはかなり脅威。投手陣も先発陣に実力者がそろっており安定感があります。弱点なのは救援陣と守備で、特に守備面では、バーリーなど軟投派・技巧派の投手の足を引っ張らないか心配です。そういった意味では名手ビスケルとの再契約は正解です。ただ、総合的な力は地区トップクラスで地区優勝は十分に可能。あとはポストシーズンで勝ち抜くため、救援陣にテコ入れをしとくべきだと思います。
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