2011年2月15日火曜日
ロサンゼルス・エンゼルス
○野手陣
・予想ラインナップ(数値はビル・ジェームズによる予測値)
遊 E・アイバー .274 5本 45点 19盗 .686
指 B・アブレイユ .268 13本 94点 23盗 .797
右 T・ハンター .272 23本 92点 11盗 .797
左 V・ウェルズ .269 25本 85点 7盗 .795
一 K・モラレス .296 27本 95点 1盗 .850
二 H・ケンドリック .295 10本 73点 13盗 .764
三 A・カヤスポ .281 7本 47点 4盗 .729
捕 J・マシス .212 3本 16点 1盗 .599
中 P・ボージャス .260 6本 26点 19盗 .697
・控え野手
捕 H・コンガー .271 8本 45点 1盗 .742
内 M・イズタリス .278 5本 39点 10盗 .741
内 B・ウッド .235 6本 17点 2盗 .707
内 M・トランボ 予測値なし
外 R・ウィリッツ .245 3本 22点 6盗 .653
オフの最優先課題だった外野手の補強に失敗し、苦肉の策としてウェルズを連れてくるなど打線の強化は完全に失敗に終わった印象。中軸ですらOPSが8割を超えている選手が少ないのはあまりにもさびしい状況。長打力もないうえに、フィギンズが抜けて以降は機動力もそれほど使えなくなってきているので、数年前のように打線には脅威を感じません。ケガから復活のモラレスや将来の正捕手候補のコンガーらには期待がかかります。
○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
J・ウィーバー 34試合 14勝10敗 222回 防3.45 W1.20 199/61
D・ヘレン 34試合 15勝12敗 238回 防3.52 W1.18 209/52
E・サンタナ 33試合 11勝13敗 211回 防4.14 W1.33 169/67
J・ピニェイロ 29試合 10勝11敗 193回 防4.06 W1.34 110/50
S・キャズミアー 29試合 8勝10敗 162回 防4.22 W1.41 151/75
・救援投手
S・ダウンズ 60試合 4勝3敗0セーブ 58回 防3.26 W1.24 47/19
高橋尚成 41試合 7勝5敗4セーブ 94回 防3.93 W1.34 82/34
K・ジェプセン 71試合 3勝4敗0セーブ 64回 防3.94 W1.48 64/32
F・ロドニー 74試合 4勝4敗6セーブ 74回 防4.14 W1.45 67/39
先発陣はほぼ盤石。ウィーバー、ヘイレン、サンタナの3人は耐久性抜群で安定感も十分。昨季大不振だったキャズミアーが復活すれば、メジャー最高レベルの先発陣が出来上がります。ダウンズと高橋が加わった救援陣はまずまずの陣容。今のところはクローザーはロドニーとなる予定ですが、安定感に欠けるのが不安要素。また、移籍組以外に目立った選手がいないのも難点です。
○総評
補強にことごとく失敗し、戦力の底上げはほとんどできなかったのが痛い。特に野手陣の貧弱さを解消することはできず、今季も得点には苦しみそう。一方、投手陣は十分な戦力があります。特に先発陣の充実ぶりはメジャー屈指といえます。打線に期待ができない分、投手陣のでき具合が今季のエンゼルスの命運を握っているといえるでしょう。
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