2011年2月12日土曜日
カンザスシティ・ロイヤルズ
○野手陣(数値はビル・ジェームスによる予測値)
・予想ラインナップ
中 M・カブレラ .262 9本 50点 9盗 .718
二 M・アビールズ .287 11本 58点 12盗 .734
一 K・カアイフーイ .254 22本 76点 1盗 .826
指 B・バトラー .307 18本 89点 0盗 .853
右 J・フランコア .267 13本 63点 5盗 .743
三 W・ベテミット .261 21本 86点 1盗 .774
左 A・ゴードン .264 19本 65点 9盗 .811
捕 J・ケンドール .252 1本 32点 7盗 .636
遊 A・エスコバル .272 5本 46点 20盗 .682
・控え野手
捕 B・ペーニャ .249 4本 27点 3盗 .727
内 C・ゲッツ .264 2本 21点 13盗 .679
内 M・ムースタカス 予測値なし
外 G・ブランコ .262 1本 13点 9盗 .698
外 M・マイアー .267 6本 42点 5盗 .714
打線はかなり貧弱。つながりはそこそこいいものの、全体的にパワーが足りず、迫力に欠ける印象があります。チームの顔となりつつあるバトラーもせめて20本塁打はクリアしてほしいところ。また、元有望株のゴードンもいいかげん本領発揮もらいたいと思います。機動力もいまひとつ。新加入のエスコバーも足は速いものの出塁能力が低く、十分にその力を発揮できるかは微妙です。また、フランコアーなど、フリースインガー系の選手が多いのも気がかりです。一方、一塁のレギュラーが期待されるカアイフーイはマイナーでの通算出塁率が打率より1割以上高く、攻撃面で大きな貢献が期待できるでしょう。
○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
B・チェン 33試合 9勝11敗 177回 防4.37 W1.37 125/64
K・デービス 33試合 8勝13敗 197回 防4.89 W1.45 140/92
L・ホッチバー 25試合 7勝11敗 139回 防4.99 W1.45 90/48
V・マザーロ 26試合 6勝8敗 131回 防4.05 W1.37 95/48
J・フランシス 18試合 4勝5敗 87回 防4.45 W1.40 59/27
・救援投手
R・テヘダ 45試合 3勝3敗0セーブ 51回 防4.06 W1.45 46/29
B・ウッド 52試合 2勝4敗0セーブ 52回 防5.19 W1.60 36/22
D・ヒューズ 51試合 2勝4敗0セーブ 55回 防4.75 W1.56 39/26
J・ソリアー 65試合 4勝3敗46セーブ 67回 防2.42 W1.04 74/18
投手陣ははっきり言ってリーグ最低レベル。先発・ブルペンともに人材不足です。先発陣はグリンキー、メッシュ、バニスターが抜けて一気に層が薄くなった印象。エース的存在のチェンもこのチームでなければ3番手以降の投手。ロッキーズから加入のフランシスには期待がかかります。救援陣も層が薄くクローザーのソリアーにつなぐセットアッパーがいない状況。今季も台所事情は苦しそうです。
○総評
投打ともに層が薄く、今季も苦戦は必至。最下位は避けられない状況で、2006年以来となる100敗の可能性も十分にあります。今季はムースタカス、カアイフーイ、ホスマーら若手野手の定着・成長のほうが注目。マイナー組織はメジャートップクラスであるだけに今季は将来の足固めの年として重要になってくるでしょう。
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