2011年2月15日火曜日

オークランド・アスレチックス





○野手陣(数値はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ
中 C・クリスプ    .273 7本 40点 27盗 .738
一 D・バートン    .262 12本 66点 5盗 .783
左 D・デヘスス    .289 11本 68点 6盗 .777 
指 松井秀喜     .268 21本 85点 0盗 .802
右 J・ウィリンガム  .259 22本 72点 7盗 .834
三 K・クーズマノフ .264 18本 77点 1盗 .746
捕 K・スズキ     .266 13本 73点 4盗 .727
二 M・エリス     .263 9本 53点 7盗 .710
遊 C・ベニントン  .248 5本 44点 29盗 .678


・控え選手
捕 L・パウエル   .221 6本 22点 1盗 .685   
内 A・ロザレス   .262 10本 40点 4盗 .738
内 C・カーター   .251 24本 79点 4盗 .790
外 R・スウィニー  .293 6本 53点 4盗 .752
外 C・ジャクソン  .268 3本 16点 3盗 .756

昨季は打線の不調が目立ちましたが、松井、ウィリンガム、デヘススを加えた今季はまずまずの得点力を発揮できるでしょう。松井には予測値以上の成績を残してもらいたいところ、クーズマノフやスズキなど昨季、「身分不相応」な主軸をまかされた選手も今季は下位にまわることで本来の力を発揮できるかもしれません。以前は、盗塁・犠打を全く使いませんでしたが、最近は機動力も駆使するようになっておりクリスプやベニントンには期待がかかります。2番を打つバートンの選球眼も相手には非常に厄介。突出した選手はいないものの、昨季のように過度の得点力不足い悩むことはなさそう。有望株カーターのレギュラー定着は来年だと思います。



○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
T・ケーヒル    32試合 12勝12敗 218回 防3.67 W1.27 129/81
D・ブレーデン   32試合 12勝12敗 214回 防3.66 W1.28 145/60 
G・ゴンザレス  33試合 13勝10敗 212回 防3.99 W1.36 212/97
B・アンダーソン 27試合 10勝9敗 171回 防3.53 W1.22 140/40
R・ハーデン   18試合 5勝4敗 76回 防3.67 W1.30 80/36

・救援投手
G・バルフォア  46試合 4勝1敗0セーブ 46回 防2.54 W1.17 55/21
B・フエンテス  46試合 3勝2敗32セーブ 49回 防3.31 W1.27 51/21
C・ブレスロウ  72試合 5勝4敗2セーブ 77回 防3.04 W1.21 70/31
B・ジーグラー  56試合 3勝3敗0セーブ 55回 防3.44 W1.33 36/19
J・ブレビンス  55試合 3勝2敗0セーブ 45回 防3.40 W1.24 45/14
M・ワーツ    48試合 3勝2敗0セーブ 44回 防3.07 W1.25 49/20
A・ベイリー   57試合 4勝2敗30セーブ 58回 防2.64 W1.14 56/21


投手陣はほぼ穴がないといっても過言ではない顔ぶれ。先発、中継ぎともにメジャー屈指の充実度を誇ります。先発陣は昨季18勝のケーヒルを筆頭にブレーデン、ゴンザレス、将来のエース候補アンダーソンらと抜群の安定感を誇ります。この4投手の開幕時の平均年齢は24.5歳と非常に若いのも魅力です。ブルペンは先発陣以上の充実度。守護神ベイリーや昨季ブレイクしたブレスロウらに加えバルフォア、フエンテスを迎え、これ以上ない布陣となりました。唯一の不安点は先発5番手の投手。今のところ、古巣復帰のハーデンの起用が予想されますが、ケガの多い選手なので信頼はできません。ブルペン陣がむしろ必要以上に人材がそろっているという状況なので、彼らの中からな1人か2人放出して、先発を任せられる投手をとってくる可能性もあるでしょう。

○総評
打線は少なくとも昨季以上の得点力は期待できる筈。投手陣はこれ以上ない布陣で、投打ともに地区優勝には十分な戦力があるといえます。守備力も高く、昨季のジャイアンツのようなチームでプレーオフでも勝抜けるだけの力は持ってるといえます。あとは、持ち前のプレーオフでの勝負弱ささえでなければ、という感じです。

ロサンゼルス・エンゼルス





○野手陣
・予想ラインナップ(数値はビル・ジェームズによる予測値)

遊 E・アイバー   .274 5本 45点 19盗 .686
指 B・アブレイユ  .268 13本 94点 23盗 .797
右 T・ハンター   .272 23本 92点 11盗 .797
左 V・ウェルズ     .269 25本 85点 7盗 .795
一 K・モラレス   .296 27本 95点 1盗 .850
二 H・ケンドリック .295 10本 73点 13盗 .764
三 A・カヤスポ   .281 7本 47点 4盗 .729
捕 J・マシス    .212 3本 16点 1盗 .599
中 P・ボージャス .260 6本 26点 19盗 .697

・控え野手

捕 H・コンガー   .271 8本 45点 1盗 .742
内 M・イズタリス  .278 5本 39点 10盗 .741
内 B・ウッド     .235 6本 17点 2盗 .707
内 M・トランボ      予測値なし
外 R・ウィリッツ   .245 3本 22点 6盗 .653

オフの最優先課題だった外野手の補強に失敗し、苦肉の策としてウェルズを連れてくるなど打線の強化は完全に失敗に終わった印象。中軸ですらOPSが8割を超えている選手が少ないのはあまりにもさびしい状況。長打力もないうえに、フィギンズが抜けて以降は機動力もそれほど使えなくなってきているので、数年前のように打線には脅威を感じません。ケガから復活のモラレスや将来の正捕手候補のコンガーらには期待がかかります。

○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手

J・ウィーバー   34試合 14勝10敗 222回 防3.45 W1.20 199/61 
D・ヘレン      34試合 15勝12敗 238回 防3.52 W1.18 209/52
E・サンタナ    33試合 11勝13敗 211回 防4.14 W1.33 169/67
J・ピニェイロ      29試合 10勝11敗 193回 防4.06 W1.34 110/50
S・キャズミアー  29試合 8勝10敗 162回 防4.22 W1.41 151/75


・救援投手

S・ダウンズ   60試合 4勝3敗0セーブ 58回 防3.26 W1.24 47/19
高橋尚成    41試合 7勝5敗4セーブ 94回 防3.93 W1.34 82/34
K・ジェプセン 71試合 3勝4敗0セーブ 64回 防3.94 W1.48 64/32
F・ロドニー  74試合 4勝4敗6セーブ 74回 防4.14 W1.45 67/39

先発陣はほぼ盤石。ウィーバー、ヘイレン、サンタナの3人は耐久性抜群で安定感も十分。昨季大不振だったキャズミアーが復活すれば、メジャー最高レベルの先発陣が出来上がります。ダウンズと高橋が加わった救援陣はまずまずの陣容。今のところはクローザーはロドニーとなる予定ですが、安定感に欠けるのが不安要素。また、移籍組以外に目立った選手がいないのも難点です。


○総評
補強にことごとく失敗し、戦力の底上げはほとんどできなかったのが痛い。特に野手陣の貧弱さを解消することはできず、今季も得点には苦しみそう。一方、投手陣は十分な戦力があります。特に先発陣の充実ぶりはメジャー屈指といえます。打線に期待ができない分、投手陣のでき具合が今季のエンゼルスの命運を握っているといえるでしょう。

2011年2月14日月曜日

ミネソタ・ツインズ





○野手陣(数値はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ

中 D・スパン    .294 5本 58点 24盗 .757  
二 西岡剛       予測値なし
捕 J・マウアー   .338 15本 87点 3盗 .927
一 J・モルノー   .294 27本 101点 0盗 .905
左 D・ヤング    .306 19本 93点 8盗 .827
右 M・カダイアー  .276 16本 70点 5盗 .802 
指 J・トーミ     .247 17本 47点 0盗 .882
三 D・バレンシア  .290 10本 62点 3盗 .771
遊 A・カシーヤ   .268 1本 16点 8盗 .668

・控え選手
捕 D・ビューテラ  .236 6本 28点 3盗 .667
内 M・トルバート .249 4本 28点 6盗 .683
外 J・レブコ    .241 6本 25点 6盗 .693
外 J・クーベル  .276 23本 92点 1盗 .835

長打力はそれほどないものの、つながりのいい打線。西岡が加わったことにより例年余りつかえていなかった機動力も駆使できるようになりました。中軸もマウアーやモルノーに加え、ヤングやカダイヤー、クーベルなどしぶとい仕事人的な選手が多くそろっており、非常に厄介。不安要素は控え選手の層がやや薄くなったことと、モルノーの回復具合。内野の貴重なバイプレーヤーだったプントの退団は少し痛いように思います。また、昨季脳震とうで離脱したモルノーは今のところ順調に回復している模様で、開幕に間に合うことが期待されます。



○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)

・先発投手
F・リリアーノ     31試合 13勝8敗 190回 防3.69 W1.30 195/66
S・ベイカー     26試合 9勝8敗 152回 防4.03 W1.29 121/37 
C・パバーノ     31試合 12勝11敗 199回 防4.16 W1.31 121/40
K・スローウィー   26試合 8勝7敗 132回 防4.02 W1.27 102/24
B・ダンジング    43試合 10勝10敗 180回 防4.30 W1.41 111/55
N・ブラックバーン  27試合 9勝10敗 166回 防4.55 W1.40 81/38

・救援投手
M・キャップス    73試合 4勝4敗38セーブ 76回 防3.55 W1.24 61/16
P・ニシェック    62試合 4勝2敗0セーブ 57回 防3.32 W1.21 61/20
J・ミハレス     44試合 2勝1敗0セーブ 30回 防3.90 W1.37 28/15
J・ネイサン     68試合 6勝1敗34セーブ 68回 防1.99 W1.01 82/22

先発陣は小粒ながらしっかりとしている印象。他チームと違って先発投手を6人挙げたのはリリアーノにトレードの噂があるため。今のところ先発陣の層の薄いヤンキースが移籍先として挙がっており、注目されます。それでも、彼以外の5人もまずまず安定感があり、移籍が実現しても致命傷にはならないはずです。一方、ガリアーやクレインなどが抜けたブルペン陣は手薄な状況。故障明けのニシェックやネイサンはどれほど調子を取り戻せるか心配。特にネイサンは今季37歳となるだけに、かつてのようにクローザーを勤め上げれるかどうかは不透明です。今のところ若手の起用で穴を埋める予定ですが、リリアーノ放出の見返りとして、救援投手を獲得するのも一つの手でしょう。


○総評
やや、打高投低の印象があるものの、全体的なバランスが良く、今季もプレーオフ進出は十分狙える戦力だと思います。選手層がやや薄くなったことは気がかりですが、名将ガーデンハイアーがうまく選手をやりくりしていくでしょう。あと、新加入の西岡には30盗塁以上は目指してほしいです。

2011年2月12日土曜日

カンザスシティ・ロイヤルズ





○野手陣(数値はビル・ジェームスによる予測値)

・予想ラインナップ
中 M・カブレラ    .262 9本 50点 9盗 .718
二 M・アビールズ  .287 11本 58点 12盗 .734
一 K・カアイフーイ .254 22本 76点 1盗 .826
指 B・バトラー    .307 18本 89点 0盗 .853
右 J・フランコア   .267 13本 63点 5盗 .743
三 W・ベテミット      .261 21本 86点 1盗 .774
左 A・ゴードン    .264 19本 65点 9盗 .811
捕 J・ケンドール   .252 1本 32点 7盗 .636
遊 A・エスコバル  .272 5本 46点 20盗 .682

・控え野手

捕 B・ペーニャ   .249 4本 27点 3盗 .727
内 C・ゲッツ    .264 2本 21点 13盗 .679
内 M・ムースタカス      予測値なし
外 G・ブランコ   .262 1本 13点 9盗 .698
外 M・マイアー   .267 6本 42点 5盗 .714

打線はかなり貧弱。つながりはそこそこいいものの、全体的にパワーが足りず、迫力に欠ける印象があります。チームの顔となりつつあるバトラーもせめて20本塁打はクリアしてほしいところ。また、元有望株のゴードンもいいかげん本領発揮もらいたいと思います。機動力もいまひとつ。新加入のエスコバーも足は速いものの出塁能力が低く、十分にその力を発揮できるかは微妙です。また、フランコアーなど、フリースインガー系の選手が多いのも気がかりです。一方、一塁のレギュラーが期待されるカアイフーイはマイナーでの通算出塁率が打率より1割以上高く、攻撃面で大きな貢献が期待できるでしょう。

○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
B・チェン     33試合 9勝11敗 177回 防4.37 W1.37 125/64
K・デービス   33試合 8勝13敗 197回 防4.89 W1.45 140/92 
L・ホッチバー  25試合 7勝11敗 139回 防4.99 W1.45 90/48
V・マザーロ   26試合 6勝8敗 131回 防4.05 W1.37 95/48
J・フランシス  18試合 4勝5敗 87回 防4.45 W1.40 59/27

・救援投手
R・テヘダ   45試合 3勝3敗0セーブ 51回 防4.06 W1.45 46/29
B・ウッド    52試合 2勝4敗0セーブ 52回 防5.19 W1.60 36/22
D・ヒューズ  51試合 2勝4敗0セーブ 55回 防4.75 W1.56 39/26
J・ソリアー  65試合 4勝3敗46セーブ 67回 防2.42 W1.04 74/18

投手陣ははっきり言ってリーグ最低レベル。先発・ブルペンともに人材不足です。先発陣はグリンキー、メッシュ、バニスターが抜けて一気に層が薄くなった印象。エース的存在のチェンもこのチームでなければ3番手以降の投手。ロッキーズから加入のフランシスには期待がかかります。救援陣も層が薄くクローザーのソリアーにつなぐセットアッパーがいない状況。今季も台所事情は苦しそうです。

○総評
投打ともに層が薄く、今季も苦戦は必至。最下位は避けられない状況で、2006年以来となる100敗の可能性も十分にあります。今季はムースタカス、カアイフーイ、ホスマーら若手野手の定着・成長のほうが注目。マイナー組織はメジャートップクラスであるだけに今季は将来の足固めの年として重要になってくるでしょう。

2011年2月11日金曜日

デトロイト・タイガース




○野手陣
・予想ラインナップ(数字はビル・ジェームスによる予測値)

中 A・ジャクソン   .297 6本 62点 28盗 .766
二 W・ライムス    .276 1本 21点 9盗 .682  
一 M・カブレラ    .322 37本 126点 4盗 .988
右 M・オルドネス   .306 17本 82点 2盗 .847 
指 V・マルティネス  .298 19本 88点 1盗 .841
左 R・レイバーン   .284 23本 87点 7盗 .838
遊 J・ペラルタ    .264 18本 84点 1盗 .752
捕 A・アビラ     .249 12本 48点 2盗 .749
三 B・インジ     .230 14本 57点 3盗 .695

・控え野手

内 R・サンティアゴ .244 5本 34点 3盗 .642
内 S・サイズモア  .277 10本 41点 5盗 .781
外 B・ボッシュ    .273 18本 75点 8盗 .793
外 C・ギーエン   .279 12本 59点 4盗 .794

打撃レベルは高く、得点能力はリーグ屈指。カブレラ以外は地味な印象も有りますが、どの選手も勝負強く、イヤな打者が多いと思います。若手のサイズモアからベテランのサンティアゴ、ギーエンといった控え選手の層も厚く、故障者が出てもあまり心配なさそう。左翼のレギュラーはボッシュかレイバーンかで迷いましたが、ボッシュが昨季後半に急失速したことや単純な成績比較からレイバーンをレギュラーにしました。ただ、どちらもレギュラー格だと思うのでSTやオープン戦での成績次第といった感じでしょう。全体的にいい攻撃陣ですが、欠点をあげるとすれば機動力のなさ。また、下位打線の選手に選球眼の悪い選手が多いのも難点です。


○投手陣(右端の数字は奪三振/与四球)
・先発投手
J・バーランダー  33試合 15勝10敗 226回 防3.46 W1.24 209/74
M・シャーザー   31試合 13勝10敗 205回 防3.56 W1.26 209/75
R・ポセーロ    29試合 10勝11敗 188回 防4.21 W1.36 102/52
B・ペニー     18試合 6勝7敗 105回 防4.33 W1.37 72/32  
A・オリバー        予測値なし

・救援投手
J・ベノワ     65試合 4勝3敗0セーブ 65回 防2.91 W1.14 67/24
J・ズマヤ     41試合 3勝3敗1セーブ 47回 防3.93 W1.36 40/19
P・コーク     69試合 4勝3敗1セーブ 63回 防3.57 W1.32 56/23
R・ペリー     67試合 4勝4敗1セーブ 77回 防3.97 W1.39 65/37
J・バルバディ  49試合 4勝2敗26セーブ 57回 防3.00 W1.21 64/25 

野手と比べ投手陣は層が薄い印象。先発3番手までは確定的ですがそれ以降は未定。故障明けのペニーがちゃんと働いてくれるかは微妙ですし、期待のオリバーも実績皆無。完全試合未遂男のガララーガを放出したのは痛いです。救援投手はまずまずの陣容。昨季レイズで大活躍のベノワの加入は大きい。若手のペリーやコークなどタフな投手が多いのは心強いと思います。総合的にはポストシーズンを戦うには少し心もとない投手陣だといえます。

○総評
攻撃陣はリーグ屈指。マルティネスが加入し打線はさらに厚みを増しました。三振をよくする選手が多いの気がかりですが、シーズンを勝ち抜くには十分な打線だといえます。対照的に投手陣は少し頼りない印象。先発陣は3番手以降は実績の少ない若手や峠を過ぎたベテランが候補に挙がっており、層の薄さが懸念されます。救援陣はまずまずですが、飛び抜けた選手がいないのが難点でしょう。総合的には、地区優勝するだけの戦力は整っていますが、プレーオフで勝ち抜くには難しいと思います。

2011年2月9日水曜日

クリーヴランド・インディアンズ




○野手陣(数字はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ

中 G・サイズモア   .265 23本 81点 23盗 .810
遊 A・カブレラ     .292 8本 53点 13盗 .762
右 秋信守       .299 20本 85点 19盗 .873
指 T・ハフナー     .268 16本 61点 1盗 .838
一 M・ラポータ     .257 22本 77点 1盗 .773
捕 C・サンタナ     .280 22本 91点 7盗 .854
左 M・ブラントリー   .268 5本 46点 32盗 .683
三 J・ニックス     .237 9本 28点 5盗 .691
二 J・ドナルド     .261 5本 21点 10盗 .714

・控え選手
捕 L・マーソン     .241 3本 21点 6盗 .675
内 L・バルブエナ   .245 11本 51点 7盗 .696
外 A・カーンズ     .246 7本 32点 2盗 .751
外 S・ダンカン     .253 12本 40点 1盗 .811


昨季は総得点がリーグワースト3位と貧打に泣きましたが今季も得点には苦労しそう。安定した成績が見込めるのは秋くらいで、他の選手は波が大きかったり、故障が多かったりと年間フルに実力を発揮できるかは怪しい状況。機動力はまずまずですが、打線のつながりが悪く、パワーも少ないのであまり得点が期待できる打線とは言えません。そんな打線において注目すべき点は若手の成長。強打の捕手であるサンタナや大砲候補のラポータにかけられる期待は大きいはず。特にラポータは昨季期待されながら低調な成績に終わっているために奮起が期待されます。また、昨季ケガによりキャリア最低の成績に終わったサイズモア選手の復調具合にも注目。チームの顔ですが、契約は今季限り。今季復活して好成績を残せば、夏にトレードに出される可能性が高い。もしそうなった場合はかなりの有望株を見返りに獲得できそうなので要注目です。


○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
F・カモーナ     33試合 11勝14敗 224回 防4.26 W1.41 139/82
J・マスターソン   35試合 9勝10敗 175回 防4.11 W1.41 147/73
C・カラスコ      17試合 4勝6敗 89回 防4.45 W1.42 79/34
M・ダルボット    25試合 6勝9敗 137回 防4.73 W1.51 102/53 
D・ハフ       21試合 6勝9敗 113回 防4.98 W1.48 66/40


・救援投手
T・シップ    71試合 4勝4敗0セーブ 68回 防3.71 W1.32 81/36 
J・スミス    62試合 3勝3敗0セーブ 48回 防3.56 W1.40 41/25
F・ハーマン  45試合 3勝3敗0セーブ 56回 防4.02 W1.36 35/15
C・ペレス   59試合 4勝3敗31セーブ 64回 防3.23 W1.27 72/35


投手陣も迫力に欠ける印象。先発に発展途上の若手が多いので仕方のないことですが今季も台所事情は苦しそう。サイズモアと同じく、今季で契約の切れるカモーナも成績いかんでは今夏のトレード市場に出されそうです。救援陣はまずまず。セットアッパーのシップ、クローザーのぺレスのリレーは盤石なものとなりつつあります。二人は奪三振能力が高く、この位置にはもってこいの投手といえます。


○総評
投打ともに明らかに戦力不足。今季も若手の育成が中心でしょう。そんな中注目なのは前述したサイズモアとカモーナの処遇。二人とも実力通りの成績を出せば夏のトレード市場での目玉になるはずなので、それに伴う見返りも相当なものとなりそう。かつて、サバシアを放出してラポータを獲得したり、さらに過去をさかのぼるとバートロ・コロンら2人を放出し、サイズモア、クリフ・リー、レッズで活躍するブランドン・フィリップスを獲得するなどトレード上手で知られる球団名だけに、どんな有望株を引き連れてくるのか楽しみです。

2011年2月8日火曜日

シカゴ・ホワイトソックス





○野手陣(数字はビル・ジェームスによる予測値)
・予想ラインナップ

左 J・ピエール      .283 1本 42点 52盗 .675
遊 A・ラミレス       .280 18本 78点 12盗 .751
中 A・リオス        .280 18本 77点 25盗 .786
指 A・ダン         .247 39本 102点 2盗 .892
一 P・コネルコ      .273 32本 96点 0盗 .857
右 C・クエンティン    .261 28本 92点 3盗 .853
捕 A・J・ピアジンスキ  .276 12本 59点 2盗 .718
二 G・ベッカム      .273 15本 77点 6盗 .779
三 B・モレル       .291 13本 60点 10盗 .775

・控え選手

捕 T・フラワーズ          予測値なし
内 D・ビシエド      .264 6本 16点 1盗 .743
内 O・ビスケル     .247 1本 18点 5盗 .620
外 M・ティーエン    .269 9本 51点 5盗 .743


ダンの加入により、打線の破壊力はメジャー屈指になりました。ダン、コネルコ、クエンティンには3人で100発を狙ってほしい。また、ピエールやリオスらに代表されるように足を使える選手も多く、機動力も抜群。相手にとっては非常に嫌な打線となりました。弱点は四球を選べる選手が少ないこと。リオスやピエールにその傾向が強いことは気になります。下位打線はともかく、上位を打つ選手の出塁能力は非常に重要。2人とも高打率を期待できる打者ではないので、もう少し打席で辛抱してほしいところです。印象的には、「昨季のブルージェイズ打線に機動力が加わった」という感じでしょうか。


○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
J・ダンクス    31試合 12勝12敗 216回 防3.92 W1.33 173/77
G・フロイド    29試合 9勝11敗 179回 防4.42 W1.41 136/66
M・バーリー   33試合 12勝13敗 222回 防4.01 W1.32 121/49
J・ピービー   25試合 10勝7敗 149回 防3.50 W1.17 148/48       
E・ジャクソン  31試合 9勝13敗 202回 防4.54 W1.47 152/86


・救援投手
J・クレイン   73試合 5勝3敗0セーブ 71回 防3.55 W1.34 55/28
T・ペーニャ   48試合 6勝7敗0セーブ 120回 防4.28 W1.40 80/40
W・オーマン   57試合 2勝2敗0セーブ 39回 防3.92 W1.38 38/19
M・ソーントン  57試合 4勝3敗2セーブ 61回 防2.95 W1.23 68/25 


先発陣の顔ぶれはこの5人でほぼ確定的。昨季に右肩を手術したピービーは5月ごろに復帰の予定。それほど奪三振能力の高い選手がこのチームにはいないので期待も大きいはず。ジェンクスの抜けた救援陣はやや層が薄い印象。絶対的に安定した選手がおらず(去年からですが)、盤石とは言い難い状況です。新守護神には、今季35歳になるソーントンがはいる予定。奪三振能力が高く、クローザーにはもってこいの人材といえます。


○総評
打線の力はメジャートップクラス。長打力、機動力ともに高い水準にあり相手にとってはかなり脅威。投手陣も先発陣に実力者がそろっており安定感があります。弱点なのは救援陣と守備で、特に守備面では、バーリーなど軟投派・技巧派の投手の足を引っ張らないか心配です。そういった意味では名手ビスケルとの再契約は正解です。ただ、総合的な力は地区トップクラスで地区優勝は十分に可能。あとはポストシーズンで勝ち抜くため、救援陣にテコ入れをしとくべきだと思います。