2011年2月12日土曜日
カンザスシティ・ロイヤルズ
○野手陣(数値はビル・ジェームスによる予測値)
・予想ラインナップ
中 M・カブレラ .262 9本 50点 9盗 .718
二 M・アビールズ .287 11本 58点 12盗 .734
一 K・カアイフーイ .254 22本 76点 1盗 .826
指 B・バトラー .307 18本 89点 0盗 .853
右 J・フランコア .267 13本 63点 5盗 .743
三 W・ベテミット .261 21本 86点 1盗 .774
左 A・ゴードン .264 19本 65点 9盗 .811
捕 J・ケンドール .252 1本 32点 7盗 .636
遊 A・エスコバル .272 5本 46点 20盗 .682
・控え野手
捕 B・ペーニャ .249 4本 27点 3盗 .727
内 C・ゲッツ .264 2本 21点 13盗 .679
内 M・ムースタカス 予測値なし
外 G・ブランコ .262 1本 13点 9盗 .698
外 M・マイアー .267 6本 42点 5盗 .714
打線はかなり貧弱。つながりはそこそこいいものの、全体的にパワーが足りず、迫力に欠ける印象があります。チームの顔となりつつあるバトラーもせめて20本塁打はクリアしてほしいところ。また、元有望株のゴードンもいいかげん本領発揮もらいたいと思います。機動力もいまひとつ。新加入のエスコバーも足は速いものの出塁能力が低く、十分にその力を発揮できるかは微妙です。また、フランコアーなど、フリースインガー系の選手が多いのも気がかりです。一方、一塁のレギュラーが期待されるカアイフーイはマイナーでの通算出塁率が打率より1割以上高く、攻撃面で大きな貢献が期待できるでしょう。
○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
B・チェン 33試合 9勝11敗 177回 防4.37 W1.37 125/64
K・デービス 33試合 8勝13敗 197回 防4.89 W1.45 140/92
L・ホッチバー 25試合 7勝11敗 139回 防4.99 W1.45 90/48
V・マザーロ 26試合 6勝8敗 131回 防4.05 W1.37 95/48
J・フランシス 18試合 4勝5敗 87回 防4.45 W1.40 59/27
・救援投手
R・テヘダ 45試合 3勝3敗0セーブ 51回 防4.06 W1.45 46/29
B・ウッド 52試合 2勝4敗0セーブ 52回 防5.19 W1.60 36/22
D・ヒューズ 51試合 2勝4敗0セーブ 55回 防4.75 W1.56 39/26
J・ソリアー 65試合 4勝3敗46セーブ 67回 防2.42 W1.04 74/18
投手陣ははっきり言ってリーグ最低レベル。先発・ブルペンともに人材不足です。先発陣はグリンキー、メッシュ、バニスターが抜けて一気に層が薄くなった印象。エース的存在のチェンもこのチームでなければ3番手以降の投手。ロッキーズから加入のフランシスには期待がかかります。救援陣も層が薄くクローザーのソリアーにつなぐセットアッパーがいない状況。今季も台所事情は苦しそうです。
○総評
投打ともに層が薄く、今季も苦戦は必至。最下位は避けられない状況で、2006年以来となる100敗の可能性も十分にあります。今季はムースタカス、カアイフーイ、ホスマーら若手野手の定着・成長のほうが注目。マイナー組織はメジャートップクラスであるだけに今季は将来の足固めの年として重要になってくるでしょう。
2011年2月11日金曜日
デトロイト・タイガース
○野手陣
・予想ラインナップ(数字はビル・ジェームスによる予測値)
中 A・ジャクソン .297 6本 62点 28盗 .766
二 W・ライムス .276 1本 21点 9盗 .682
一 M・カブレラ .322 37本 126点 4盗 .988
右 M・オルドネス .306 17本 82点 2盗 .847
指 V・マルティネス .298 19本 88点 1盗 .841
左 R・レイバーン .284 23本 87点 7盗 .838
遊 J・ペラルタ .264 18本 84点 1盗 .752
捕 A・アビラ .249 12本 48点 2盗 .749
三 B・インジ .230 14本 57点 3盗 .695
・控え野手
内 R・サンティアゴ .244 5本 34点 3盗 .642
内 S・サイズモア .277 10本 41点 5盗 .781
外 B・ボッシュ .273 18本 75点 8盗 .793
外 C・ギーエン .279 12本 59点 4盗 .794
打撃レベルは高く、得点能力はリーグ屈指。カブレラ以外は地味な印象も有りますが、どの選手も勝負強く、イヤな打者が多いと思います。若手のサイズモアからベテランのサンティアゴ、ギーエンといった控え選手の層も厚く、故障者が出てもあまり心配なさそう。左翼のレギュラーはボッシュかレイバーンかで迷いましたが、ボッシュが昨季後半に急失速したことや単純な成績比較からレイバーンをレギュラーにしました。ただ、どちらもレギュラー格だと思うのでSTやオープン戦での成績次第といった感じでしょう。全体的にいい攻撃陣ですが、欠点をあげるとすれば機動力のなさ。また、下位打線の選手に選球眼の悪い選手が多いのも難点です。
○投手陣(右端の数字は奪三振/与四球)
・先発投手
J・バーランダー 33試合 15勝10敗 226回 防3.46 W1.24 209/74
M・シャーザー 31試合 13勝10敗 205回 防3.56 W1.26 209/75
R・ポセーロ 29試合 10勝11敗 188回 防4.21 W1.36 102/52
B・ペニー 18試合 6勝7敗 105回 防4.33 W1.37 72/32
A・オリバー 予測値なし
・救援投手
J・ベノワ 65試合 4勝3敗0セーブ 65回 防2.91 W1.14 67/24
J・ズマヤ 41試合 3勝3敗1セーブ 47回 防3.93 W1.36 40/19
P・コーク 69試合 4勝3敗1セーブ 63回 防3.57 W1.32 56/23
R・ペリー 67試合 4勝4敗1セーブ 77回 防3.97 W1.39 65/37
J・バルバディ 49試合 4勝2敗26セーブ 57回 防3.00 W1.21 64/25
野手と比べ投手陣は層が薄い印象。先発3番手までは確定的ですがそれ以降は未定。故障明けのペニーがちゃんと働いてくれるかは微妙ですし、期待のオリバーも実績皆無。完全試合未遂男のガララーガを放出したのは痛いです。救援投手はまずまずの陣容。昨季レイズで大活躍のベノワの加入は大きい。若手のペリーやコークなどタフな投手が多いのは心強いと思います。総合的にはポストシーズンを戦うには少し心もとない投手陣だといえます。
○総評
攻撃陣はリーグ屈指。マルティネスが加入し打線はさらに厚みを増しました。三振をよくする選手が多いの気がかりですが、シーズンを勝ち抜くには十分な打線だといえます。対照的に投手陣は少し頼りない印象。先発陣は3番手以降は実績の少ない若手や峠を過ぎたベテランが候補に挙がっており、層の薄さが懸念されます。救援陣はまずまずですが、飛び抜けた選手がいないのが難点でしょう。総合的には、地区優勝するだけの戦力は整っていますが、プレーオフで勝ち抜くには難しいと思います。
2011年2月9日水曜日
クリーヴランド・インディアンズ
○野手陣(数字はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ
中 G・サイズモア .265 23本 81点 23盗 .810
遊 A・カブレラ .292 8本 53点 13盗 .762
右 秋信守 .299 20本 85点 19盗 .873
指 T・ハフナー .268 16本 61点 1盗 .838
一 M・ラポータ .257 22本 77点 1盗 .773
捕 C・サンタナ .280 22本 91点 7盗 .854
左 M・ブラントリー .268 5本 46点 32盗 .683
三 J・ニックス .237 9本 28点 5盗 .691
二 J・ドナルド .261 5本 21点 10盗 .714
・控え選手
捕 L・マーソン .241 3本 21点 6盗 .675
内 L・バルブエナ .245 11本 51点 7盗 .696
外 A・カーンズ .246 7本 32点 2盗 .751
外 S・ダンカン .253 12本 40点 1盗 .811
昨季は総得点がリーグワースト3位と貧打に泣きましたが今季も得点には苦労しそう。安定した成績が見込めるのは秋くらいで、他の選手は波が大きかったり、故障が多かったりと年間フルに実力を発揮できるかは怪しい状況。機動力はまずまずですが、打線のつながりが悪く、パワーも少ないのであまり得点が期待できる打線とは言えません。そんな打線において注目すべき点は若手の成長。強打の捕手であるサンタナや大砲候補のラポータにかけられる期待は大きいはず。特にラポータは昨季期待されながら低調な成績に終わっているために奮起が期待されます。また、昨季ケガによりキャリア最低の成績に終わったサイズモア選手の復調具合にも注目。チームの顔ですが、契約は今季限り。今季復活して好成績を残せば、夏にトレードに出される可能性が高い。もしそうなった場合はかなりの有望株を見返りに獲得できそうなので要注目です。
○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
F・カモーナ 33試合 11勝14敗 224回 防4.26 W1.41 139/82
J・マスターソン 35試合 9勝10敗 175回 防4.11 W1.41 147/73
C・カラスコ 17試合 4勝6敗 89回 防4.45 W1.42 79/34
M・ダルボット 25試合 6勝9敗 137回 防4.73 W1.51 102/53
D・ハフ 21試合 6勝9敗 113回 防4.98 W1.48 66/40
・救援投手
T・シップ 71試合 4勝4敗0セーブ 68回 防3.71 W1.32 81/36
J・スミス 62試合 3勝3敗0セーブ 48回 防3.56 W1.40 41/25
F・ハーマン 45試合 3勝3敗0セーブ 56回 防4.02 W1.36 35/15
C・ペレス 59試合 4勝3敗31セーブ 64回 防3.23 W1.27 72/35
投手陣も迫力に欠ける印象。先発に発展途上の若手が多いので仕方のないことですが今季も台所事情は苦しそう。サイズモアと同じく、今季で契約の切れるカモーナも成績いかんでは今夏のトレード市場に出されそうです。救援陣はまずまず。セットアッパーのシップ、クローザーのぺレスのリレーは盤石なものとなりつつあります。二人は奪三振能力が高く、この位置にはもってこいの投手といえます。
○総評
投打ともに明らかに戦力不足。今季も若手の育成が中心でしょう。そんな中注目なのは前述したサイズモアとカモーナの処遇。二人とも実力通りの成績を出せば夏のトレード市場での目玉になるはずなので、それに伴う見返りも相当なものとなりそう。かつて、サバシアを放出してラポータを獲得したり、さらに過去をさかのぼるとバートロ・コロンら2人を放出し、サイズモア、クリフ・リー、レッズで活躍するブランドン・フィリップスを獲得するなどトレード上手で知られる球団名だけに、どんな有望株を引き連れてくるのか楽しみです。
2011年2月8日火曜日
シカゴ・ホワイトソックス
○野手陣(数字はビル・ジェームスによる予測値)
・予想ラインナップ
左 J・ピエール .283 1本 42点 52盗 .675
遊 A・ラミレス .280 18本 78点 12盗 .751
中 A・リオス .280 18本 77点 25盗 .786
指 A・ダン .247 39本 102点 2盗 .892
一 P・コネルコ .273 32本 96点 0盗 .857
右 C・クエンティン .261 28本 92点 3盗 .853
捕 A・J・ピアジンスキ .276 12本 59点 2盗 .718
二 G・ベッカム .273 15本 77点 6盗 .779
三 B・モレル .291 13本 60点 10盗 .775
・控え選手
捕 T・フラワーズ 予測値なし
内 D・ビシエド .264 6本 16点 1盗 .743
内 O・ビスケル .247 1本 18点 5盗 .620
外 M・ティーエン .269 9本 51点 5盗 .743
ダンの加入により、打線の破壊力はメジャー屈指になりました。ダン、コネルコ、クエンティンには3人で100発を狙ってほしい。また、ピエールやリオスらに代表されるように足を使える選手も多く、機動力も抜群。相手にとっては非常に嫌な打線となりました。弱点は四球を選べる選手が少ないこと。リオスやピエールにその傾向が強いことは気になります。下位打線はともかく、上位を打つ選手の出塁能力は非常に重要。2人とも高打率を期待できる打者ではないので、もう少し打席で辛抱してほしいところです。印象的には、「昨季のブルージェイズ打線に機動力が加わった」という感じでしょうか。
○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
J・ダンクス 31試合 12勝12敗 216回 防3.92 W1.33 173/77
G・フロイド 29試合 9勝11敗 179回 防4.42 W1.41 136/66
M・バーリー 33試合 12勝13敗 222回 防4.01 W1.32 121/49
J・ピービー 25試合 10勝7敗 149回 防3.50 W1.17 148/48
E・ジャクソン 31試合 9勝13敗 202回 防4.54 W1.47 152/86
・救援投手
J・クレイン 73試合 5勝3敗0セーブ 71回 防3.55 W1.34 55/28
T・ペーニャ 48試合 6勝7敗0セーブ 120回 防4.28 W1.40 80/40
W・オーマン 57試合 2勝2敗0セーブ 39回 防3.92 W1.38 38/19
M・ソーントン 57試合 4勝3敗2セーブ 61回 防2.95 W1.23 68/25
先発陣の顔ぶれはこの5人でほぼ確定的。昨季に右肩を手術したピービーは5月ごろに復帰の予定。それほど奪三振能力の高い選手がこのチームにはいないので期待も大きいはず。ジェンクスの抜けた救援陣はやや層が薄い印象。絶対的に安定した選手がおらず(去年からですが)、盤石とは言い難い状況です。新守護神には、今季35歳になるソーントンがはいる予定。奪三振能力が高く、クローザーにはもってこいの人材といえます。
○総評
打線の力はメジャートップクラス。長打力、機動力ともに高い水準にあり相手にとってはかなり脅威。投手陣も先発陣に実力者がそろっており安定感があります。弱点なのは救援陣と守備で、特に守備面では、バーリーなど軟投派・技巧派の投手の足を引っ張らないか心配です。そういった意味では名手ビスケルとの再契約は正解です。ただ、総合的な力は地区トップクラスで地区優勝は十分に可能。あとはポストシーズンで勝ち抜くため、救援陣にテコ入れをしとくべきだと思います。
2011年2月7日月曜日
トロント・ブルージェイズ
○野手陣(数字はビル・ジェームスによる予測値)
・予想ラインナップ
中 R・デービス .287 4本 37点 39盗 .717
遊 Y・エスコバー .285 8本 60点 6盗 .748
右 J・バティスタ .251 34本 90点 7盗 .846
一 A・リンド .281 26本 92点 1盗 .835
左 J・リベラ .270 15本 58点 1盗 .768
二 A・ヒル .260 22本 73点 3盗 .765
指 T・スナイダー .273 16本 48点 6盗 .832
三 E・エンカルナシオン .258 22本 67点 2盗 .812
捕 J・アレンシビア 予測値なし
・控え
捕 J・モリーナ .226 4本 17点 1盗 .611
内 J・マクドナルド .232 4本 22点 3盗 .606
外 C・パターソン .252 8本 31点 16盗 .687
昨季は両リーグ最多の257本塁打を放ちましたが、打線のつながりや機動力に欠けたうえ、本塁打もソロか2ランばかりといまいち得点能力の高い打線とは言えませんでした。その反省を生かしてか、オフには昨季アスレチックスで50盗塁を記録したデービスや俊足のパターソンを(マイナー契約ですが)獲得し機動力はかなり上がりました。ただ、この二人はどちらもあまり四球を選ばない選手なのが心配。特にパターソンは出塁率が毎年3割前後の選手なのでレギュラーとしては使いづらい。また、打線全体を見ても、四球の割に三振の多いフリースインガータイプの選手が多く、去年同様打線が「線」として機能する場面は少なそう。ただ、長打力は健在なのでその辺は相手から脅威とされるでしょう。
○投手陣(右端は奪三振/与四球)
・先発投手
R・ロメロ 31試合 12勝12敗 213回 防4.31 W1.42 176/91
B・セシル 28試合 9勝11敗 177回 防4.12 W1.39 140/63
B・モロー 27試合 9勝9敗 162回 防3.78 W1.40 173/86
K・ドレイベック 26試合 10勝9敗 150回 防4.23 W1.31 117/49
M・ゼプチンスキ 21試合 5勝7敗 110回 防4.50 W1.49 111/52
・救援投手
F・フランシスコ 37試合 2勝1敗0セーブ 35回 防3.09 W1.23 40/15
J・フレーザー 68試合 4勝3敗0セーブ 67回 防3.49 W1.31 65/29
J・ラウチ 60試合 4勝3敗0セーブ 58回 防3.57 W1.29 48/18
S・キャンプ 69試合 4勝4敗4セーブ 69回 防4.17 W1.35 50/20
O・ドーテル 72試合 4勝4敗0セーブ 68回 防3.84 W1.31 84/32
エースだったマーカムが抜けたものの、先発陣はまずまずの顔ぶれ。3番手以降は未定ですが、この若い2投手の台頭が予想されます。グレッグ、ダウンズが抜け弱体化が懸念された救援陣もFA市場からラウチやドーテルらを獲得。さらにエンゼルスからトレードで獲得したナポリをすぐさまレンジャーズに放出し見返りにフランシスコを獲得するなど、ブルペンの層はかなり厚くなりました。ただ、絶対的な選手はおらず、クローザーやセットアッパー選びには苦労しそうです。
○総評
投打ともにまずまずのメンバーがそろっているものの、レベルの高いア・東地区で勝ち抜くのは難しい印象。打線は長打力は抜群ではあるものの、つながりが悪く、出塁能力も低いため、昨季同様あまり得点効率のいい攻撃はできなさそう。投手陣は層が厚いもののややインパクトに欠ける。いずれにせよ、本格勝負をかけるのは若手がもう少し成熟してから、という感じではないでしょうか。
2011年2月6日日曜日
タンパベイ・レイズ
○野手陣
・予想ラインナップ(数字はビル・ジェームスによる予測値)
左 D・ジェニングス .280 6本 50点 54盗 .758
右 B・ゾブリスト .269 13本 61点 16盗 .800
三 E・ロンゴリア .295 31本 115点 13盗 .916
指 M・ラミレス .290 23本 84点 1盗 .904
一 D・ジョンソン .255 18本 59点 0盗 .840
中 B・J・アップトン .255 16本 63点 40盗 .764
捕 J・ジェイソ .266 7本 48点 3盗 .752
二 S・ロドリゲス .262 16本 57点 12盗 .784
遊 R・ブリニャック .257 9本 43点 5盗 .713
・控え
捕 K・ショパック .240 13本 43点 0盗 .767
外 J・デーモン .271 12本 57点 11盗 .759
外 M・ジョイス .258 18本 63点 5盗 .844
クロフォード、ペーニャが抜けたことにより打線が弱体化。また、バートレットやアイバーらといった内野手も退団しており、内野の層はかなり薄い状況。ロンゴリア以外の選手はレギュラーが保障されているわけではなく、ゾブリストが内野を守る場面が去年以上に多くなりそう。今年は再建優先の年ですがいくらなんでも内野陣にはテコ入れが必要でしょう。その反面、外野陣はそこそこ層が厚い印象。デーモンは現状では有望株ジェニングスのバックアッパー扱いでしょうが、ゾブリストが内野に回るときには出場機会が多くなるはず。ジョイスにも同様のことが言えますし、ラミレスの休養日には指名打者としての起用も多くなると思います。何より注目なのはマニー・ラミレス。「お金なんてどうでもいい。まだやれるということをこのチームで見せたい。」と入団会見で語っていたように今年はかなりやる気がある模様。本気を出した時の彼の爆発力は恐ろしいものがあるので期待できそう。また、ジェニングスの成長にも注目。予測値はかなりオーバー気味に出ていますが、これくらいの成績を残せれば大したもの。クロフォードの穴はすぐに埋まりそうです。
○投手陣(右端の数字は奪三振/与四球)
・先発投手
D・プライス 32試合 14勝10敗 217回 防3.57 W1.27 191/87
J・シールズ 34試合 11勝11敗 204回 防4.06 W1.29 170/47
J・ニーマン 28試合 8勝8敗 147回 防4.10 W1.35 119/56
W・デービス 27試合 9勝9敗 163回 防4.09 W1.38 132/67
J・ヘリクソン 26試合 11勝7敗 161回 防3.47 W1.17 170/47
・救援投手
K・ファーンズワース 62試合 4勝3敗0セーブ 62回 防3.92 W1.32 64/24
A・ソナンスタイン 36試合 4勝5敗0セーブ 88回 防4.40 W1.36 60/22
J・P・ハウエル 57試合 3勝3敗5セーブ 56回 防4.02 W1.36 55/23
先発陣は駒はそろっているもののイマイチインパクトに欠ける印象。プライスはともかく、シールズは安定感に欠けますし、3番手以降は地味。それゆえ、新人のへリクソンや若手のデービスらの成長には大きな期待がかかります。昨季50登板以上した6投手が全員退団したブルペンもかなり手薄な状況。通算防御率が4点台のファーンズワースがセットアッパーなのには不安があります。また、今のところ抑えはハウエルが入る予定ですが昨季はケガのため登板なし。復調具合が気になります。
○総評
戦力は昨季から大幅ダウン。投打ともに万全の状況とは言えず、今季は苦しみそう。大きく負け越すことはないでしょうが、プレーオフは厳しいかもしれません。
2011年2月5日土曜日
ニューヨーク・ヤンキース
○野手陣
・予想ラインナップ(数字はビル・ジェームズによる予測値)
左 B・ガードナー .277 5本 46点 50盗 .748
遊 D・ジーター .295 13本 68点 17盗 .775
一 M・テシェーラ .282 36本 120点 1盗 .915
三 A・ロドリゲス .284 35本 116点 10盗 .911
二 R・カノー .308 24本 95点 3盗 .858
右 N・スウィッシャー .257 27本 83点 1盗 .831
指 J・ポサーダ .260 16本 60点 2盗 .817
捕 R・マーティン .266 9本 56点 10盗 .746
中 C・グランダーソン .264 25本 73点 14盗 .812
・控え
捕 F・サルベリ .277 2本 40点 1盗 .709
内 E・ヌエス .295 3本 24点 12盗 .730
内 R・ベリヤード .260 4本 22点 1盗 .715
外 A・ジョーンズ .226 18本 52点 5盗 .785
ラインナップの大半がOPS8割越えという強力打線。長打力、機動力ともにメジャートップクラスです。各打者の選球眼もよく、打率以上に打線のつながりは良いと思います。A-RODはもうちょっと数字がほしいところですが、年齢的には厳しいかな。彼を含めジーターなど主力の高齢化は深刻で20代なのはガードナーとカノーくらい。今期中に有望株のモンテロ捕手やヌエス内野手が台頭してくれれば理想的です。あと、指名打者がポサーダなのは頼りないので、この辺もテコ入れしてくるかもしれません。
○投手陣(右端の数字は奪三振/与四球)
・先発投手
C・C・サバシア 34試合 18勝8敗 236回 防3.32 W1.19 202/65
P・ヒューズ 32試合 12勝9敗 177回 防3.56 W1.24 166/60
A・J・バーネット 33試合 12勝9敗 191回 防4.01 W1.36 177/77
S・ミトレ 32試合 3勝3敗 61回 防4.57 W1.41 38/19
I・ノバ 16試合 4勝5敗 80回 防4.61 W1.53 57/36
・救援投手
R・ソリアーノ 63試合 4勝2敗42セーブ 62回 防2.03 W0.98 68/18
J・チェンバレン 76試合 5勝3敗6セーブ 76回 防3.79 W1.33 81/30
P・フェリシアーノ 92試合 4勝3敗0セーブ 62回 防3.77 W1.39 57/27
D・ロバートソン 69試合 5勝2敗0セーブ 68回 防3.04 W1.29 89/35
B・ローガン 67試合 2勝3敗0セーブ 45回 防4.40 W1.44 43/20
M・リベラ 61試合 5勝2敗33セーブ 62回 防1.89 W0.94 58/11
やはり先発のコマ不足が目立つ。3番手まではこの顔ぶれで確定ですが(でなければ困ります)それ以降は完全に白紙。昨季登板のなかったコロンが先発候補として名前が挙がってくるように台所事情はかなり厳しそう。ただ今期あまり補強できなかった分、夏のトレードに投資できる資金が十分にあるだろうので、その時にどんな大物を釣ってくるか注目です。あと、開幕前にフィリーズからブラントンをとってくるかもしれません。一方救援陣はまずまずの顔ぶれ。ソリアーノや左腕のフェリシアーノなど先発投手をとれなかった分、いい補強ができました(ただ、ソリアーノに関してはオーナー側の介入があったようで、キャッシュマンGMの意に反したものだった模様。この補強によりNYYは来季のドラフトピックをいくつかTBに譲渡することに)。ただ、いくら救援陣が良くても先発陣が悪くては宝の持ち腐れ。やはり先発陣の補強が急務。このチームの資金力なら今からでも可能です。
○総評
ここ数年と同じく、打高投低という印象。打線は間違いなくメジャー最強レベルにあるとは思いますが投手陣が弱い。シーズンを勝ち抜く力はありますが、ポストシーズンでは難しい。むしろプレーオフ進出も困難な状況にあります。メジャー全体を見ても投手優位の風潮が強まっているので、今のチーム作りは時代錯誤。このチームの場合困った時は補強すればいいのですが、そろそろ若手投手の育成に本腰を入れるころではないでしょうか。
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