2011年1月11日火曜日

最近の動き

○ヤンキース、ペトロ・フェリシアーノ投手と合意



完全に今オフの補強に失敗しているヤンキースですが、ようやく動きがありました。2005年にはソフトバンクに在籍していたフェリシアーノはメジャー復帰後の5シーズンで408試合(!)に登板。昨季は92試合に投げました。しかし、主にワンポイント起用が中心なのでイニング数は毎年60イニング程度にとどまっています。疲労や故障が心配ですが、昨季左のリリーバーがブーン・ローガンくらいしかいなかったヤンキースブルペンにとっては大きな補強だといえます。


○レッズ、エドガー・レンテリア内野手、フレッド・ルイス外野手を獲得



昨季ワールドシリーズMVPのレンテリア(写真)はレッズと1年契約。レッズにはメジャー屈指の二塁手であるブランドン・フィリップスがいるためショートでの起用が中心となりそうです。ルイスは昨季17盗塁を記録した俊足の選手。打撃・パンチ力はまずまずなのですが、レッズの外野陣はゴームズ、スタブス、ブルースの3人で確定でしょうから第4の外野手という扱いになると思います。


○レンジャーズ、デービット・マーフィー外野手と契約延長



マーフィーは今季打率2割9分1厘、12本塁打、14盗塁という成績。外野の前ポジションで先発出場し、チームの優勝に大きく貢献しました。勝負強い打撃と、高い守備力は今季も大きな戦力となりそうです。


○カール・パバーノ投手がツインズと2年間の契約延長



先日、とある専門誌で「ヤンキース史上最悪のFA獲得選手」に選ばれてしまったパバーノ(4年3995万ドルで入団も3年間で9勝しかできず、契約を1年残し放出)ですが、今季は17勝と復活。それほど安定感はないものの、ケガさえなければイニングイーターとして頑張ってくれるだろうので先発不足のツインズには朗報でしょう。


○マリナーズ、アダム・ケネディ内野手とマイナー契約



ケネディは好守・巧打の選手。昨季不振だったのでマイナー契約にとどまりましたが確実にメジャーに上がれるでしょう。打撃・守備ともに平均以上なので、2塁のポジションは堅いように思います。マリナーズにはダスティン・アックリーという有望株がいるのでそれの教育係的な役割も期待されます。


○カルロス・デルガド、今季のメジャー復帰を熱望



デルガドはメジャー通算473本塁打を誇る大砲。昨季はケガのためプレーがありませんでしたがDHでならまだまだやれるとのこと。他にも、大投手ペトロ・マルティネスや通算325本塁打のジャーメイン・ダイ外野手など昨季プレーしなかった選手達が復帰に向けて動いている模様。特にダイは09年に27本塁打を放ちながらも契約先が見つからないという悲劇に見舞われてしまったために、何とか復帰してほしいものです。


○アロマー、ブライレブン両氏が殿堂入り




今季の殿堂入り選手が決定。アロマ―は資格取得後2年目、ブライレブンは14年目での殿堂入りとなりました。一方、5年目のマグワイアは得票率19・8%と前回より4ポイントも下落。確実だったはずの殿堂入りに黄信号がともっています。

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