2011年1月20日木曜日

最近の動き

○アスレチックス、ブライアン・フエンテス投手を2年1050万ドルで獲得



アスレチックスは先日のバルフォアに続きブルペンを補強。当初同じ左腕投手であるスコット・ダウンズの獲得を狙っていましたが、エンゼルスに獲られてしまったため、同投手の獲得となりました。フエンテスは昨季48試合で24セーブ、防御率2.81という成績。絶対的な安定感はありませんが、まずまずの成績は残してくれると思います。


○レッズ・昨季MVPのボット―と契約延長


契約内容は3年3100万ドル。昨季は50万ドル程度の年棒しかもらっていなかったので大出世といえます。思ったより契約年数が短いのは意外ですが・・。


○ロイヤルズ、ブルース・チェン投手と契約延長



チェンはパナマ出身の選手。昨季はチームトップの12勝を挙げました。エースだったグリンキーが抜け、メッシュも引退してしまったロイヤルズにとっては、先日獲得したジェフ・フランシスとともに数少ない計算できる投手といえます。防御率は4・17とイマイチですが、今季年棒が200万ドルなのでそこそこ安い買い物といえるのではないのでしょうか。



○ジョン・ラウチ、ブルージェイズと合意




ラウチは昨季ツインズで59試合に投げ防御率3・12という成績。ブルージェイズはクローザーだったグレッグが抜けており、ラウチは今季のクローザー候補でしょう。


○パドレス、チャド・クオルズ投手を1年150万ドルで獲得



クオルズは昨季ダイヤモンドバックスとレイズで合わせて70試合に投げましたが、防御率は7.32と大炎上。ただ、それまではずっと3点台前後の防御率を守ってきたので昨季の不振は突然変異的なものと見るべきでしょう。また、パドレスはベテラン捕手のグレッグ・ゾーンともマイナー契約を結んでおり、今季は若手のニック・ハンドリー選手とポジション争いをすることになりそうです。


○アンディ・ペティット投手が引退濃厚に



ペティットは38歳だった昨季ヤンキースで21試合の登板で11勝、防御率3.28という成績。前半戦だけで10勝を挙げましたが後半戦はケガのため長期離脱していました。オフにFAとなり去就が注目されていましたが年末に電話で話したマーク・テシェイラ一塁手によると引退の可能性が高いとのこと。家族と過ごす時間を大切にしたいようです。補強にことごとく失敗しただでさえ台所事情が厳しいヤンキースにとって、通算240勝に加えポストシーズンでも20勝を挙げているペティットが抜けるのは非常に痛いこと。打線が強いことがせめてもの救いですが・・・。

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