2011年2月6日日曜日

タンパベイ・レイズ




○野手陣
・予想ラインナップ(数字はビル・ジェームスによる予測値)

左 D・ジェニングス  .280 6本 50点 54盗 .758
右 B・ゾブリスト    .269 13本 61点 16盗 .800   
三 E・ロンゴリア    .295 31本 115点 13盗 .916
指 M・ラミレス     .290 23本 84点 1盗 .904
一 D・ジョンソン    .255 18本 59点 0盗 .840
中 B・J・アップトン  .255 16本 63点 40盗 .764
捕 J・ジェイソ     .266 7本 48点 3盗 .752
二 S・ロドリゲス   .262 16本 57点 12盗 .784
遊 R・ブリニャック  .257 9本 43点 5盗 .713

・控え

捕 K・ショパック   .240 13本 43点 0盗 .767
外 J・デーモン    .271 12本 57点 11盗 .759
外 M・ジョイス    .258 18本 63点 5盗 .844


クロフォード、ペーニャが抜けたことにより打線が弱体化。また、バートレットやアイバーらといった内野手も退団しており、内野の層はかなり薄い状況。ロンゴリア以外の選手はレギュラーが保障されているわけではなく、ゾブリストが内野を守る場面が去年以上に多くなりそう。今年は再建優先の年ですがいくらなんでも内野陣にはテコ入れが必要でしょう。その反面、外野陣はそこそこ層が厚い印象。デーモンは現状では有望株ジェニングスのバックアッパー扱いでしょうが、ゾブリストが内野に回るときには出場機会が多くなるはず。ジョイスにも同様のことが言えますし、ラミレスの休養日には指名打者としての起用も多くなると思います。何より注目なのはマニー・ラミレス。「お金なんてどうでもいい。まだやれるということをこのチームで見せたい。」と入団会見で語っていたように今年はかなりやる気がある模様。本気を出した時の彼の爆発力は恐ろしいものがあるので期待できそう。また、ジェニングスの成長にも注目。予測値はかなりオーバー気味に出ていますが、これくらいの成績を残せれば大したもの。クロフォードの穴はすぐに埋まりそうです。


○投手陣(右端の数字は奪三振/与四球)
・先発投手

D・プライス       32試合 14勝10敗 217回 防3.57 W1.27 191/87
J・シールズ      34試合 11勝11敗 204回 防4.06 W1.29 170/47
J・ニーマン      28試合 8勝8敗 147回 防4.10 W1.35 119/56
W・デービス      27試合 9勝9敗 163回 防4.09 W1.38 132/67
J・ヘリクソン     26試合 11勝7敗 161回 防3.47 W1.17 170/47

・救援投手

K・ファーンズワース 62試合 4勝3敗0セーブ 62回 防3.92 W1.32 64/24
A・ソナンスタイン  36試合 4勝5敗0セーブ 88回 防4.40 W1.36 60/22
J・P・ハウエル    57試合 3勝3敗5セーブ 56回 防4.02 W1.36 55/23 


先発陣は駒はそろっているもののイマイチインパクトに欠ける印象。プライスはともかく、シールズは安定感に欠けますし、3番手以降は地味。それゆえ、新人のへリクソンや若手のデービスらの成長には大きな期待がかかります。昨季50登板以上した6投手が全員退団したブルペンもかなり手薄な状況。通算防御率が4点台のファーンズワースがセットアッパーなのには不安があります。また、今のところ抑えはハウエルが入る予定ですが昨季はケガのため登板なし。復調具合が気になります。


○総評
戦力は昨季から大幅ダウン。投打ともに万全の状況とは言えず、今季は苦しみそう。大きく負け越すことはないでしょうが、プレーオフは厳しいかもしれません。

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