2011年2月15日火曜日

オークランド・アスレチックス





○野手陣(数値はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ
中 C・クリスプ    .273 7本 40点 27盗 .738
一 D・バートン    .262 12本 66点 5盗 .783
左 D・デヘスス    .289 11本 68点 6盗 .777 
指 松井秀喜     .268 21本 85点 0盗 .802
右 J・ウィリンガム  .259 22本 72点 7盗 .834
三 K・クーズマノフ .264 18本 77点 1盗 .746
捕 K・スズキ     .266 13本 73点 4盗 .727
二 M・エリス     .263 9本 53点 7盗 .710
遊 C・ベニントン  .248 5本 44点 29盗 .678


・控え選手
捕 L・パウエル   .221 6本 22点 1盗 .685   
内 A・ロザレス   .262 10本 40点 4盗 .738
内 C・カーター   .251 24本 79点 4盗 .790
外 R・スウィニー  .293 6本 53点 4盗 .752
外 C・ジャクソン  .268 3本 16点 3盗 .756

昨季は打線の不調が目立ちましたが、松井、ウィリンガム、デヘススを加えた今季はまずまずの得点力を発揮できるでしょう。松井には予測値以上の成績を残してもらいたいところ、クーズマノフやスズキなど昨季、「身分不相応」な主軸をまかされた選手も今季は下位にまわることで本来の力を発揮できるかもしれません。以前は、盗塁・犠打を全く使いませんでしたが、最近は機動力も駆使するようになっておりクリスプやベニントンには期待がかかります。2番を打つバートンの選球眼も相手には非常に厄介。突出した選手はいないものの、昨季のように過度の得点力不足い悩むことはなさそう。有望株カーターのレギュラー定着は来年だと思います。



○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
T・ケーヒル    32試合 12勝12敗 218回 防3.67 W1.27 129/81
D・ブレーデン   32試合 12勝12敗 214回 防3.66 W1.28 145/60 
G・ゴンザレス  33試合 13勝10敗 212回 防3.99 W1.36 212/97
B・アンダーソン 27試合 10勝9敗 171回 防3.53 W1.22 140/40
R・ハーデン   18試合 5勝4敗 76回 防3.67 W1.30 80/36

・救援投手
G・バルフォア  46試合 4勝1敗0セーブ 46回 防2.54 W1.17 55/21
B・フエンテス  46試合 3勝2敗32セーブ 49回 防3.31 W1.27 51/21
C・ブレスロウ  72試合 5勝4敗2セーブ 77回 防3.04 W1.21 70/31
B・ジーグラー  56試合 3勝3敗0セーブ 55回 防3.44 W1.33 36/19
J・ブレビンス  55試合 3勝2敗0セーブ 45回 防3.40 W1.24 45/14
M・ワーツ    48試合 3勝2敗0セーブ 44回 防3.07 W1.25 49/20
A・ベイリー   57試合 4勝2敗30セーブ 58回 防2.64 W1.14 56/21


投手陣はほぼ穴がないといっても過言ではない顔ぶれ。先発、中継ぎともにメジャー屈指の充実度を誇ります。先発陣は昨季18勝のケーヒルを筆頭にブレーデン、ゴンザレス、将来のエース候補アンダーソンらと抜群の安定感を誇ります。この4投手の開幕時の平均年齢は24.5歳と非常に若いのも魅力です。ブルペンは先発陣以上の充実度。守護神ベイリーや昨季ブレイクしたブレスロウらに加えバルフォア、フエンテスを迎え、これ以上ない布陣となりました。唯一の不安点は先発5番手の投手。今のところ、古巣復帰のハーデンの起用が予想されますが、ケガの多い選手なので信頼はできません。ブルペン陣がむしろ必要以上に人材がそろっているという状況なので、彼らの中からな1人か2人放出して、先発を任せられる投手をとってくる可能性もあるでしょう。

○総評
打線は少なくとも昨季以上の得点力は期待できる筈。投手陣はこれ以上ない布陣で、投打ともに地区優勝には十分な戦力があるといえます。守備力も高く、昨季のジャイアンツのようなチームでプレーオフでも勝抜けるだけの力は持ってるといえます。あとは、持ち前のプレーオフでの勝負弱ささえでなければ、という感じです。

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