2011年2月18日金曜日

テキサス・レンジャーズ





○野手陣(数値はビル・ジェームズによる予測値)
・予想ラインナップ

二 I・キンズラー   .275 20本 74点 21盗 .811
遊 E・アンドラス   .274 2本 43点 34盗 .676
左 J・ハミルトン   .324 26本 91点 7盗 .947
三 A・ベルトレ    .283 24本 88点 5盗 .812
右 N・クルーズ    .297 28本 88点 18盗 .907
指 M・ナポリ     .246 24本 66点 4盗 .815
一 M・モアランド   .281 7本 30点 2盗 .829
捕 Y・トレアルバ   .255 8本 48点 5盗 .699
中 J・ボーボン    .297 3本 30点 16盗 .713


・控え選手
捕 M・トレーナー  .224 2本 11点 0盗 .626
内 C・デービス   .267 8本 28点 2盗 .818
内 A・ブランコ   .257 2本 20点 2盗 .640
外 D・マーフィー  .284 12本 61点 10盗 .799

マイケル・ヤングはあえて抜きました。移籍先を探していますが高年棒と拙守がネックでなかなか見つからないようです。それでも今季も打線は強力。批判の多いベルトレもテキサスの球場では好成績を残しており、予測値以上の成績を残してもおかしくありません。また、マーフィーなどベンチの層も厚い。長打力・機動力ともにリーグ屈指で、打線だけでも十分に上位進出できます。



○投手陣(右端の数値は奪三振/与四球)
・先発投手
C・J・ウィルソン  33試合 13勝10敗 208回 防3.59 W1.32 186/95   
C・ルイス      33試合 12勝11敗 208回 防3.85 W1.31 178/73
T・ハンター     29試合 8勝10敗 158回 防4.39 W1.37 91/46
D・ホーランド        20試合 5勝5敗 86回 防4.08 W1.33 73/40
B・ウェッブ     28試合 12勝8敗 179回 防3.42 W1.25 142/58
S・フェルドマン   27試合 5勝7敗 105回 防4.46 W1.42 59/38

・救援投手
D・オリバー    60試合 4勝3敗0セーブ 58回 防3.41 W1.26 44/17
D・オデイ     71試合 4勝2敗0セーブ 62回 防2.90 W1.15 49/17
A・ローズ     63試合 4勝2敗0セーブ 48回 防2.81 W1.21 46/19
A・オガンド    49試合 3勝2敗0セーブ 46回 防3.42 W1.28 38/17
N・フェリス    67試合 4勝3敗39セーブ 71回 防2.66 W1.15 75/26


リーと再契約できなかったのは痛い。ウィルソン・ルイスの2人は安定感はあるものの、ともにエースというには微妙な存在。3番手以降はメンツが確定しておらず、先発陣は充実しているとは言い難い状況。2008年サイヤング賞のウェッブもここ2年ほとんど投げておらず、年間通してローテーションを守りきれるかは疑問。ヤングをトレードの駒として実績のある投手を獲得する可能性も十分にあります。救援陣はまずまずの陣容ですが、オリバーや新加入のローズはともに40歳を超えており、あまり信頼を置きすぎるのは危険。昨季台頭したオデイには期待がかかります。先発転向の噂のあるフェリスはとりあえずは今季もクローザーでしょう。

○総評
打撃はリーグ最高レベル。今季も得点力に困ることはないだろう。一方リーの抜けた投手陣はやや弱体化。特に先発陣は人材が不足しており、早くに手を打つ必要があるでしょう。とはいえ、投打のバランスはよく、今季もプレーオフは十分に狙える陣容。プレーオフでも強さを発揮できると思います。

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