2011年2月11日金曜日

デトロイト・タイガース




○野手陣
・予想ラインナップ(数字はビル・ジェームスによる予測値)

中 A・ジャクソン   .297 6本 62点 28盗 .766
二 W・ライムス    .276 1本 21点 9盗 .682  
一 M・カブレラ    .322 37本 126点 4盗 .988
右 M・オルドネス   .306 17本 82点 2盗 .847 
指 V・マルティネス  .298 19本 88点 1盗 .841
左 R・レイバーン   .284 23本 87点 7盗 .838
遊 J・ペラルタ    .264 18本 84点 1盗 .752
捕 A・アビラ     .249 12本 48点 2盗 .749
三 B・インジ     .230 14本 57点 3盗 .695

・控え野手

内 R・サンティアゴ .244 5本 34点 3盗 .642
内 S・サイズモア  .277 10本 41点 5盗 .781
外 B・ボッシュ    .273 18本 75点 8盗 .793
外 C・ギーエン   .279 12本 59点 4盗 .794

打撃レベルは高く、得点能力はリーグ屈指。カブレラ以外は地味な印象も有りますが、どの選手も勝負強く、イヤな打者が多いと思います。若手のサイズモアからベテランのサンティアゴ、ギーエンといった控え選手の層も厚く、故障者が出てもあまり心配なさそう。左翼のレギュラーはボッシュかレイバーンかで迷いましたが、ボッシュが昨季後半に急失速したことや単純な成績比較からレイバーンをレギュラーにしました。ただ、どちらもレギュラー格だと思うのでSTやオープン戦での成績次第といった感じでしょう。全体的にいい攻撃陣ですが、欠点をあげるとすれば機動力のなさ。また、下位打線の選手に選球眼の悪い選手が多いのも難点です。


○投手陣(右端の数字は奪三振/与四球)
・先発投手
J・バーランダー  33試合 15勝10敗 226回 防3.46 W1.24 209/74
M・シャーザー   31試合 13勝10敗 205回 防3.56 W1.26 209/75
R・ポセーロ    29試合 10勝11敗 188回 防4.21 W1.36 102/52
B・ペニー     18試合 6勝7敗 105回 防4.33 W1.37 72/32  
A・オリバー        予測値なし

・救援投手
J・ベノワ     65試合 4勝3敗0セーブ 65回 防2.91 W1.14 67/24
J・ズマヤ     41試合 3勝3敗1セーブ 47回 防3.93 W1.36 40/19
P・コーク     69試合 4勝3敗1セーブ 63回 防3.57 W1.32 56/23
R・ペリー     67試合 4勝4敗1セーブ 77回 防3.97 W1.39 65/37
J・バルバディ  49試合 4勝2敗26セーブ 57回 防3.00 W1.21 64/25 

野手と比べ投手陣は層が薄い印象。先発3番手までは確定的ですがそれ以降は未定。故障明けのペニーがちゃんと働いてくれるかは微妙ですし、期待のオリバーも実績皆無。完全試合未遂男のガララーガを放出したのは痛いです。救援投手はまずまずの陣容。昨季レイズで大活躍のベノワの加入は大きい。若手のペリーやコークなどタフな投手が多いのは心強いと思います。総合的にはポストシーズンを戦うには少し心もとない投手陣だといえます。

○総評
攻撃陣はリーグ屈指。マルティネスが加入し打線はさらに厚みを増しました。三振をよくする選手が多いの気がかりですが、シーズンを勝ち抜くには十分な打線だといえます。対照的に投手陣は少し頼りない印象。先発陣は3番手以降は実績の少ない若手や峠を過ぎたベテランが候補に挙がっており、層の薄さが懸念されます。救援陣はまずまずですが、飛び抜けた選手がいないのが難点でしょう。総合的には、地区優勝するだけの戦力は整っていますが、プレーオフで勝ち抜くには難しいと思います。

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