27歳のボット―は今季打率3割2分4厘(リーグ2位)、37本塁打(3位)、113打点(3位)、出塁率4割2分4厘(1位)という成績。さらに16盗塁を決めるなどチームの地区優勝に大きく貢献しました。
今シーズン15年ぶりにプレーオフに戻ってきたレッズには有望な若手野手がボット―以外にも大勢います。リーグ優勝を決める劇的なサヨナラ本塁打を放った(http://reds.mlb.com/video/play.jsp?content_id=12550307)23歳のジェイ・ブルース外野手もその一人です。前半戦は昨季からの不振を引きずっていた感じがありましたが、後半戦は8月と9月だけで15本塁打を放つなど本来の実力を発揮。大砲として来期以降に期待が持てるシーズンとなりました。また、守備防御点も17と記録するなどその活躍は打撃面だけにとどまらず2010年代トップクラスの外野手になるだろうと思われます。また、同じく優勝を決めた試合でスーパーキャッチをみせた25歳のドリュー・スタブス外野手も期待の選手。今季は22本塁打に加え30盗塁を記録するなど大活躍。168三振の粗さを改善できれば、メジャー屈指の一番打者になれるでしょう。
投手陣にも期待の若手は多くいます。24歳のジョニー・クエト選手(写真)は今季12勝。シーズン途中には22歳のマイク・リーク選手も昇格し8勝を挙げました。さらに終盤にはキューバ人左腕のアンドレス・チャップマンもデビューするなどしました。ブルペン陣が安定すれば、ピッチングスタッフもメジャー屈指になれるかもしれません。
かつての1970年代、圧倒的強さを誇ったシンシナティレッズはビックレッドマシンと呼ばれていました。先日亡くなった名将スパーキー・アンダーソンのもと野手陣では通算4256安打のピート・ローズ、捕手としてメジャー史上唯一本塁打王を獲得したジョニー・ベンチ(写真)、4番を打ったジョージ・フォスター、史上最高の二塁手といわれるジョー・モーガン、379本塁打を放ったトニー・ペレスらが、投手陣では通算311勝のトム・シーバーらが活躍し2度の世界一に輝きました。
来たる2010年代、再びレッズの時代が訪れるのか、非常に期待が高まります。
ではでは。
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