2010年11月9日火曜日

あの選手はどこへ・・・ 2010年MLBFA予想③

ストーブリーグ特集第三弾です。今回は地味めの選手をピックアップ。




まずは長打のあるユーティリティー、タイ・ウィギントン。


今季は154試合で打率2割4分8厘、22本塁打76打点とまずまずの成績。ポジションは主に一塁でしたが二塁、三塁でも先発出場しました。また、過去には外野での出場歴も有ります。どこを守らせても守備は悪くないので(但しうまくもない)非常に使い勝手のいい選手といえます。今のところはオリオールズ残留が有力ですが、内野陣の層を厚くしたいヤンキースやブルージェイズが獲得を狙っているとの噂も。特にブルージェイズはオーバーベイ一塁手かエンカルナシオン三塁手のどちらかが退団するとみられており両ポジションをまもれるウィギントンは格好の選手といえるでしょう。というわけで移籍するとしたらブルージェイズだとおもわれる。





続いてはブルージェイズの正捕手、ジョン・バック。


今季は118試合の出場で打率2割8分1厘、20本塁打という成績で不振に終わった昨季からの復活を遂げました。守備面でも堅実なリードで若手投手陣から絶大な信頼を置かれました。しかし、ブルージェイズには超有望株のアレンシビア捕手がいるため残留は不透明。移籍先としてはビクター・マルチネス捕手の退団が濃厚なレッドソックスがあげられるようです。しかし、前述のアレンシビア捕手もまだ独り立ちするには早すぎる感もありますし、個人的には残留した方がよいのでは?と思います。




続いては地味ながらメジャー屈指の二塁手であるオーランド・ハドソン。


過去二年続けてFA市場の動向を見誤って単年契約しか結べずにいたため今季は好成績を残したいところでしたが、ケガなども有り126試合の出場にとどまったうえ自己ワーストのOPS7割1分を記録してしまうなど不本意なシーズンに終わりました。今季も本人の希望する複数年契約は難しいでしょう。また、ツインズとの再契約も難しいとの報道もあるので現時点では他球団への移籍が現実的。二塁手を探している球団はいくつかありますがその中でも有力なのがカブス。今シーズン不振に終わった同球団はシーズン途中にフォンテノーやセリオといった二塁を守れる選手を相次いで放出。そのため、年棒も高くないわりには高い守備力を見せてくれるハドソンは好都合だと思われます。というわけでカブス入りとみた。




続いてはベテラン遊撃手のオーランド・カブレラ。


今季は遊撃手として高い守備力を見せ、打撃でも打率2割6分8厘、4本塁打とレッズの地区優勝に貢献しました。とはいえ、来季で36歳を迎えるうえレッズにはジャニッシュという若手の遊撃手がいるため残留は厳しいでしょう。メジャー15年目となる来季は若手の指南役として若手主体のチームに移籍するかもしれません。そういった意味ではナショナルズやパイレーツ、ロイヤルズにインディアンズなど多くのチームがあげられます。どの球団も若手の内野手を数多く抱えていますし彼らにとっていい手本になるはずです。来季の彼にはそんな仕事を期待したいと思います。





最後はこのメンツでは一番華がある(笑)かもしれないラファエル・ソリアーノ。


レイズに所属した今季は64試合の登板でリーグ最多の45セーブ、防御率も1・73と抜群の安定感を誇り、オールスターにも出場しました。スモールマーケットのレイズに残留する可能性は薄く、ヤンキースやホワイトソックス、レッドソックスなどが獲得に動いている模様。特にホワイトソックスは守護神のジェンクスがここ数年安定感に欠いているため特に熱心なんだとか。というわけでホワイトソックスと予想。




今回がラスト(多分)。




ではでは。

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