2010年11月8日月曜日

あの選手はどこへ・・・ 2010年MLBFA予想②

昨日に引き続きストーブリーグ予想をしたいと思います。




まずはレッドソックスの正捕手、ビクター・マルチネス。


今シーズンは怪我も有り127試合の出場にとどまりましたが、打率3割2厘、20本塁打と打撃では貢献しました。一方課題の守備では盗塁阻止率が21%、守備防御点もー8と相変わらず不安定。
レッドソックスには2度の世界一の功労者であるバリテック、若手のサルタラマッキアなどもいるため残留の目は薄いでしょう。有力な移籍先としてはタイガースがあげられます。タイガースは正捕手のレアードの退団が確実で若手のアビラも打撃力が乏しいため彼はもってこいの選手だと思われます。マスクを被らない試合でも一塁手やDHの出場が可能ですしね。というわけでタイガース入りを予想。




次はブルージェイズのセットアッパー、スコット・ダウンズ。


今季は67試合の登板で防御率2・64、26ホールドという成績。34歳という年齢は気がかりですが左腕の救援投手ということで存在価値は高いです。有力な移籍先としては今期ともにブルペン陣が低迷したレッドソックスやヤンキースがあげられまが、どちらかというとヤンキースの方がブルペン陣が手薄なため積極的に獲得に乗り出してくるのではないだろうか。というわけでヤンキース行きと予想。




続いても投手。パドレスのジョン・ガーランド選手です。


今季は投手有利のぺトコ・パークを本拠地にしていたためか33試合の先発で14勝、防御率3・47と自己最高のシーズンを送りました。また、毎年のように200イニング投げるなど耐久性も抜群。しかし、WHIPが1・32と平凡であったことや昨年までの通算防御率が4・42であることなどから今季はやや出来すぎだったのでは。例年1年だけの活躍で大型契約を勝ち取り、見事に不良債権化するパターンが後を絶たないため各球団は慎重な姿勢をみせるかもしれません。個人的には、彼にとってはパドレス残留が一番だと思います。てなわけでパドレス残留を予想。




お次はニューヨークの貴公子ことデレク・ジーター。


今季は女優のミンカ・ケリーさんとの婚約を発表し長い独身生活にピリオドを打ったり、ルース越えとなる通算2926本のヒットを放ったりと記録的な面では色々ありましたが、シーズンを通しては不調で打率は自己ワーストの2割7分、守備面でも守備防御点がー13と低迷しました。契約先はヤンキース以外考えられないのですが気になるのはその契約内容。本人は6年契約を望んでいるようですが既に36歳。さらに衰えが見え始めているところも考えるとせいぜい3~4年契約がやっとではないしょうか。また以前から指摘されているように守備面での貢献度は低くなる一方。一部ではジーターを左翼にコンバートして守備のいい選手を使うべきとの声もあり、そのあたりも注目していきたいと思います。




最後は松井秀喜。


エンゼルスに移籍した今季は5月に大不振を経験するなどし不本意なシーズンに終わりました。しかしOPS8割2分はチームトップですし、それほど悲観する必要はないでしょう。それにシーズンを健康に過ごせたのも好材料です。有力な移籍先としてはホワイトソックスやアスレチックスがあげられていますが、個人的にはアスレチックスに行って欲しいと思います。今季貧打に悩んだアスレチックスは長打力のある選手の補強を目指しているはずですし、若手が多いチームにおいて指南役ともなれるでしょう。なにより、緑のユニを着た松井を見てみたいとも思いますし(笑)。というわけでアスレチックス入りを希望。



今回は以上です。



ではでは。

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